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こども環境フォーラム ブログ

こども環境フォーラムは、将来を担うこどもたちが、率先してこれからの環境問題に取り組み、次世代に引き継がれるよう、継続的な環境保全活動をサポートすることを目的に設立された社団法人です。

「第5回 兵庫県こども環境フォーラム」 を開催しました【その1】

6月29日(土)に「第5回兵庫県こども環境フォーラム」を開催いたしました。
内容が盛りだくさんのため、【前半】と【後半】に分けてアップいたします。


オープニング・ソング
こべっこ少年少女合唱団 (ピアノ伴奏:稲月明子)


東日本大震災復興支援ソング
 ♪YELL
 ♪花は咲く

開会挨拶
金澤和夫 兵庫県副知事


第5回兵庫県こども環境フォーラム」のテーマは、「食と自然との 関わり合いについて」です。今、日本では農家の高齢化が進み、農家 の数も減ってきています。そのことによって、田畑の数が減ったり、 田畑の手入れが行き届かなかったりということが起こっています。一方、 日頃私達が口にする食べ物は、外国で生み出され輸入されたものが大半 です。「私たちはこのようなことを続けていいのだろうか」ということ をみんなで考える機会にするため、今回のテーマを設定しました。
 日本は経済成長によって汚れた空気や水を、大勢の力を結集し、技 術を開発するによってきれいに戻してきました。また、人口が増えて ゴミの量が増えてくれば、リサイクルや分別収集を行い、ゴミの量も 減らしてきました。
 今、私達が向かい合っている「食と自然との関わり合い」の問題も、 大勢の力を結集して、必ず乗り越えていけると確信しています。
と、ご挨拶をされました。

理事挨拶
公益社団法人こども環境フォーラム理事  加田 裕之


開会宣言
公益社団法人こども環境フォーラム主催「親子農業体験」参加者
仲間 聖真(小学6年生)
長田 優輝(小学5年生)


農業体験に参加したこども達による発表 ① 
くすのきキッズクラブ
 平尾あげは(小学4年生)
 熟 愛花(小学5年生)
 熟 正義(小学1年生)


私たちはくすのき農園で野菜を育てて、おいしくいただいています。
例えば、黒豆で生長をみると約一週間で芽を出しました。
また、さらに一週間たつともっと大きく生長しました。
これらの経験で野菜の大切さを知りました。
無農薬の野菜を食べられることもうれしいです。

<平尾>
 私はくすのきキッズクラブに入ってから、いろいろな野菜を 育ててきました。そのたび、無農薬の野菜を食べられると思うと、 とてもうれしくなりました。なす、ハーブ、らっ花生、それから 黒豆も育てました。
 ときには、おなべに入れた白菜の中から虫が出てきたり、 大変なこともありました。でも、やっぱり無農薬の野菜はおいし かったです。そして、本当に野菜は大切なんだと思いました。

<熟>
 私もくすのきキッズクラブをはじめる前は、やさいにきょう味なん てなかったし、大切さもわかっていませんでした。でも、農業体験で やさいの大切さを知りました。その経験を振り返ると、私は幸せだな と感じます。
 くすのきキッズクラブで教えてもらったやさいのお話や、育て方を 将来、役に立てられたらいいなぁと思います。そして、やさいの大切さ を知ったのだから、おいしく感謝をこめて食べたいです。
 稲刈り、おもちつきなどプログラムがたくさんで楽しいです
 

農業体験に参加したこども達による発表 ②
  こども環境フォーラム主催「親子農業体験」参加v  原 優太(小学5年生)
 原 直輝(小学3年生)


<優太>
 ぼくは農業体験に参加して、無農薬で野菜を育てることが、とても大変 なことだとわかりました。ぼくたちがいつも食べ ている野菜も、農家の 人たちが手間と時間をかけて作ってくれているものなので、粗末にして はいけないと思いました。そして、自然の恵みに感謝して何でも残さず 食べたいと思います。
 ぼくたちが食べている食べものは、外国から輸入されたものが多いと いうことも農業体験で知りました。だから、今は なるべく地元で採れた 旬の食材を買うようにしています。そして、レジ袋など不要なものも、 もらわないようにしています。小さなことでも、環境のためにできること をこれからも続けていきたいと思います。
 農業体験でもう一つ感じたことは、田んぼや畑にバッタ・蝶・ハチ・ おたまじゃくし・ヤゴなどたくさんの生き物がいるんだということです。 田植え体験の後で、もち米の苗を少しもらって帰って家で育てました。 イネの葉が伸びるとバッタがそれを食べにきて、イネが実ると今度は スズメが食べに来ました。せっかく育てた野菜やイネが食べられて、 お母さんは残念がっていましたが、ぼくはたくさんのことを観察・体験 することができて、とても楽しかったし、勉強にもなったので良かった と思います。
これからも農業体験を通して、環境のことについて今まで以上に考え て、取り組んでいきたいと思います。

<直輝>
 ぼくは、農業体験でいろいろな野菜を育てました。家でも収穫したいと 思い、庭でたくさん作りました。夏休みにはオクラ、ピーマン、ナス、 きゅうり、ミニトマト、えだまめ、シソ、もち米を育てて、自由研究に まとめました。(下記写真)「実のなる野菜は、まず花が咲くこと」 「めしべが実になっていき、花はしぼんでいくこと」など初めて知った ことがたくさんありました。虫に食べられて病気になったり、留守のあいだ 水やりができなくて枯れてしまったり、日があまり当たらなくて実がたくさ んならなかったり、大変だったことがたくさんありました。でも、初めて花 が咲いたとき、初めて実がなったとき、とてもうれしかったです。初めて収 穫できたときは、もっとうれしかったです。自分で育てた野菜は、特別にお いしかったです。
 今年は去年と同じ野菜のほかに、いちご、パセリ、レタス、大豆も育てて います。今年の農業体験では、ちょうど大豆についていろいろな体験ができ るそうなので、もっと大豆について調べて、自由研究にまとめようと思って います。ぼくもお兄ちゃんもお母さんも納豆が大好きなので、大豆を収穫し たら納豆も作ってみたいと思います。納豆が嫌いなお父さんも食べてくれた らいいなと思います。
 農業体験でたくさんの生き物を見つけましたが、ぼくはこのあいだ家族と 加西市へキャンプに行ったとき生まれて初めてホタルを見つけて、とても 感動しました。「ホタルはきれいな川にしかいないから、なかなか見られな いんだよ。」とお父さんが言っていたので、自然を大切にしていかないと、 生き物がどんどんすみにくくなっていくんだなとおもいました。
生き物がたくさんすめるようなきれいな山や川、海であってほしいと思います。


ワークショップ
環境絵本「海と空の約束」から学ぶ環境問題
海と空の約束プロジェクト代表/環境カウンセラー  西谷 寛


環境絵本「海と空の約束」
国連生物多様性の10年委員会推薦 こども向け図書)


まず最初に、西谷氏が代表を務めておられる「海と空の約束プロジェクト」 の活動紹介をされました。
 その後、環境絵本「海と空の約束」をプロジェクターに投影し、西谷氏の 奥様による朗読で鑑賞いたしました。


鑑賞後、小学5年生から中学3年生までの5人のこども達が登壇し、「海や川を 汚さないために何ができるか」を西谷氏の進行で意見交換をしました。 


[長田優希(小5)/俵口嘉栄(小5)/仲間聖真(小6)/雑賀俊伍(中1)/ウィリアムス・ニコル(中3)]

★ゴミを海や川にポイ捨てしない
★魚を採りすぎているので、食べる分だけを採るべきだ
★日本の産業技術は優れているので、メーカーはリサイクル可能な製品を開発すべきだ

など、大人も驚くような意見も出ました。

会場のこどもや大人からも意見を出してもらいました。
「川を汚さないように、うどんやそば、おみそ汁の残った汁をそのまま排水口に流さない よう一人一人が気をつけるべきだ」など具体的な意見もあがり、会場全体で環境問題を 学ぶことができました。

【後半】につづく・・・