第11回兵庫県こども環境フォーラム
2019年6月8日(土)兵庫県公館にて「第11回兵庫県こども環境フォーラム」を開催しました。
~プログラム~
【第一部】兵庫県副知事 開会のご挨拶
子ども達による「開会宣言」
活動発表 「親子農業体験」 「エコっ子自然探検隊」
2018年度 親子農業体験閉講式
【休憩】 くすのき農園販売ブース・須磨水族園体験ブース・キャプテンレッドの大冒険 上映
【第2部】基調講演 神戸大学院農学研究科 准教授 山下 陽子氏
演題 「みんなで考えよう食べ物の大切さと環境」
「こべっこ少年少女合唱団」の透き通るような美しい歌声で幕が上がりました。
司会進行は、小学2年生から当フォーラムのさまざまな活動に参加してくれた卒業生のS君。
立派に司会を務めてくれました。
【開会】
兵庫県 金澤和夫令和の時 副知事 開会のご挨拶
「令和の時代になりました。この機会に改めて私達の未来がどうなるか、地球の将来、今生きている子ども達の地球がどうなるかを考えてみることは大変有益なことじゃないかと思っています」とご挨拶されました。
子ども達の元気いっぱいの「開会宣言」
代表理事の交代式
2008年開催の「こども環境サミットin KOBE」から長きにわたり、代表理事を務めた
大森前理事が退任され、正路和雄 新理事にバトンが渡されました。
「こども環境サミットin KOBE」日本代表の皆さんもかけつけてくださいました。
さあ子ども達の発表です!
まずは「親子農業体験」の活動発表です。
くすのき農園さんからもらったもち米の苗を家で育てています。
農業体験はとても楽しかったです。
続いて「エコっ子自然探検隊」の発表です。
エコっ子自然探検隊になってみて、次々に新しい発見ができ自然の面白さを知りました。
神戸の多様な一面、新たな魅力を知り、家族の楽しみ方が増えました。
2018年「親子農業体験」 閉講式
1年間熱心に農業を学ばれたファミリーのみなさんに、くすのき農園さんからお野菜のプレゼントが手渡されました。
~休憩~
★くすのき農園さんのお野菜販売ブース★
子ども達も積極的にお手伝いしてくすのきブースは大盛況!!
★須磨水族園ボランティアさんの体験コーナー★
在来種の亀と外来種の亀の観察を通して、環境問題について考えてみました。
パネル展示
【第2部】基調講演 「みんなで考えよう食べ物の大切さと環境」
神戸大学院農学研究科 准教授 山下 陽子氏
地球上にはたくさんの生き物が住んでいますが、その中でも微生物に注目して
お話していただきました。
微生物はみんなが助け合っていきていく為にとても大事な役割をしてくれていて、植物がもう一度使えるような餌を作ってくれています。
一方でビニールやプラスチックは捨ててしまうと土に還らずそのまま残ってしまいます。
それは微生物にとってはよくないことで、痛めつけてしまう悲しい出来事です。
目には見えない小さな微生物ですが、見えないものにこそ心を配ることが大事なのではないでしょうか。とお話していただきました。
第11回の兵庫県こども環境フォーラムは、たくさんの方にご来場いただき、大盛況のうちに閉会致しました。
私達一人一人が環境問題を身近な問題と捉え、出来ることからコツコツと取り組めば、子ども達に少しでも良い未来を継承できるのではないでしょうか。
今後も環境活動に積極的に取り組んで参りたいと思います。
*販売ブースでの売り上げの一部は、日本赤十字を通じて被災地へ送金させていただきました。
ご協力いただいた皆様誠にありがとうございました。
募金金額 4,350円